ポンカンとデコポンの違いは何? 甘さ 糖度の違いをみかんと共に比較検証してみた!

食べ物

「ポンカンとデコポンって、どう違うの?」はじめての人にとっては、なかなか見分けがつかないかもしれませんね。

何となく知っている人でも、皮を剥いて出された実を食べてみた時に、その違いを見分けらる人は少ないのではないでしょうか?

事前にポンカンとデコポンの特徴や違いを知っていると、味わい方もまた人に贈る時も、その扱い方が変わってくるかもしれませんね。

そこで、コチラの記事では、ポンカンとデコポンの違いはどこにあるのか?甘さ、糖度、形態の違いを比較しながら、わかりやすく考察してみました。

「違いがよくわらかない…?」と感じている人は、是非参考にしてみてください。

ポンカンとデコポンの違いは何?

実は、ポンカンは、デコポンから生まれています
品種改良から、生まれてきた柑橘類なんですね。

だから、味については細かな違いはあっても、甘さ、酸味などはよく似ています。

ポンカンとデコポンを見分ける特徴的な違いは次の二つ

ポンカンの特徴を表してるのが、独特な香りです。
その甘さが伝わってくる、濃厚な香りが手に持つとよくわかります。

一方のデコポンの特徴を表しているのが
頭部にあるこぶのようなでっぱりです。これがデコポンの特徴になりますね。

デコポンはかなり糖度が高いので甘いですが、酸味は少くポンカンよりやや強めです

 

さらに細かく、デコポンとポンカンの違いを比較してみますね!

【デコポンの特徴】
✅ 糖度が高く、酸味が少ない、糖度は13度を超えている
✅ 酸味を感じさせるクエン酸は1%未満。
✅ 皮がむきやすく、むいてる途中でジューシーさがつたわってくる
✅ 不知火というブランドで売っている
✅ 露地栽培の方が酸味が強く感じることもある
✅ 果汁が多い

 

【ポンカンの特徴】
✅ 外皮は薄くやわらかく、比較的滑らか感じでむきやすい
✅ 他の柑橘類と比べて「香り」が一段と強い
✅ 老若男女、誰でも食べやすい
✅ 普通の温州みかんより甘い
✅ 高梢系と、低い所に実をつける低梢系に分かれる
✅ 高い所にできる実は縦長、低いところにできる実は扁平な形
✅ 形が結構、まばら

 

その他の特徴、産地、旬の時期、重さ等
↓↓↓↓

おもな産地

・デコポンは、生産量の半分は熊本が占めていて、愛媛、和歌山も産地。
・ポンカンは、愛媛、鹿児島、大分、高知。最近は、台湾からの輸入が多いようです。

旬の時期

デコポン 12月~4月
ポンカン 1月~2月

一個の重さ

デコポン 200~250g
ポンカン 120g~150g

価格と大きさ

価格は、ポンカンの方がデコポンよりやや安いです。

一般的にはデコポンの方が大きく、ポンカンは温州みかんより少し大きい感じです。

デコポンは、よく贈答品などで利用される柑橘類で、人気があります。

ポンカン、デコポン、みかんの違い

ついでに、ポンカン、デコポン、みかんの違いを書いておきます!

ポンカンって基本はみかんなんですね。

ただ、みかんよりも実がシッカリしていて、
糖度もみかんよりも格段に高いといった感じです。

サイズもみかんよりも、一回り大きなものになっています。

上記で、ポンカンよりもデコポンの方が糖度が高く、甘いと書いてますが、実際のところ、皮をむいた状態で、食べてみたら、どっちがポンカンで、どっちがデコポンかは、ハッキリと言ってよくわかりませんww

 

柑橘類は、いろいろ交配されているので似たような味、大きさになってしまうんですよね。

その他として、ポンカンとネーブルを交配されたのがタンカンです。

タンカンは、デコポンの親でもあるわけですね。

もう、元をたどれば、どれも親戚みたいなもんなんです。

 

みかんは、日本では温州みかんの事をいいます。

この温州みかんとマンダリンオレンジの交配種として、清美とかせとか等の品種があります。

清美とポンカンを交配したものがデコポン(不知火)という繋がりになっています。

家系図みたいなの書いて置かないと、
訳がわからないくらい、複雑な感じがしますね。

 

デコポンの親のポンカンは、みかんと同じマンダリンオレンジで兄弟みたいなものだとか。

なので「みかん」は「デコポン」の叔父・叔母みたいな関係なんでしょう

私のところは、子供の頃からポンカンもデコポンも時々食べていましたけど、その差はちょっとわかりづらかった記憶があります。
でも、こうしてみてみると、デコポンの方がかなり甘い感じがしますね!

ま、その分、お値段も高くなっているみたいですけど…

まとめ

ポンカンとデコポンの違いについていろいろと考察してみました。

交配から交配で、元をたどれば、どの柑橘類も親戚みたいなもんなんですよね。

いちばん、特徴的な違いをおさらいすると

ポンカンは、独特な香りが特徴です。
手にとったときにツーンとくるような香りですね。

一方のデコポンの特徴を表しているのが
頭部にあるこぶのようなでっぱりになります。

 

外見からみるとコレは一目瞭然。

糖度は、デコポンの方が甘いといわれていますが皮を剥いて、食べてみると、よほど味に敏感な人でない限り、その差はわからないかもしれませんね。

ポンカンとデコポンの違いを知ってると
買って食べる時に、味わい方がちょっと違うかもしれません。

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