保存食と言われていた梅干ですが、最近では、減塩タイプのものや、はちみつ漬けにしたもの等、いろいろと加工されたものが販売されています。
その影響もあって、保存食の代表だった梅干しも、短い期間で腐るものが多くなってきています。本来の保存食というよりも、嗜好品といったイメージが強くなってる感じですよね。
そこで、コチラの記事では、梅干しが腐るとどうなるのか?その見分け方や判断の仕方、そして、なるべく賞味期間を長くするための保存方法などを紹介しています。
是非参考にしてみてください。
梅干しが腐るどうなる?正しい見分け方を知って確認を
梅干しは、塩分が多く含まれている食品なので、滅多に腐るということはありません。
しかし、保管状態により、塩分濃度(20%)が下がってくると塩の殺菌効果が弱くなり、その分腐りやすくなってしまいます。
シッカリ塩漬けした梅干しは、10年でも20年でも、更に常温で置いていても、腐るというこはないんですよね。
田舎に行ったら、塩まみれになった梅干しを見かけます!
これぞ、ザ、保存食って感じなんです!
そして、梅干しが、腐っているかどうは、すぐに見分けがつきます。
見た目形が変わっていたり、においの変化が顕著だからです。
うっかり、口にしない為にも、梅干しが腐っているサインを見逃さないようにしましょう
特に次の3点には、注意が必要です。
1,梅干し表面の変化
梅干しの表面には白カビが生えた状態。コレは、白い綿のようなものが梅干しの表面を覆っているのですぐわかります。時に、靑かびが出たり、赤かびが出たりします。更に表面の色が茶色からこげ茶色、黒色へと変わっていきます。
2,臭いの変化
腐りはじめると、すっぱい臭いがするようになります。何となく発酵しているような臭いがします。
3,梅干しの触感の変化
梅が腐りはじめるとぶよぶよした感じになってきます。口に入れた時にわかりますが、ドロッとしていて、糸を引くような状態になります。
梅干しが、腐ったらどうなる?どんな状態になるというのは、これら、三つの特徴に気をつけていたらよくわかりますね
一つ注意点があります!
白いブツブツがあると、つい白カビがはえたと思ってしまいますが、なかには梅干しの乾燥が進んだことで、含有している塩が結晶化してしまい、白くなるということがあります。
この場合は、カビが生えているわけでなく、梅干しが腐った状態ではないので、食べても大丈夫なんですよね。
ほんとの白カビは、繊毛のようにふわふわした感じです。
市販の梅干しの正しい保存方法とは?
梅干しが腐るのを防ぐためにも正しい保存方法を実践しましょう!
正しい保存方法につながる三つのポイントをあげてみました。
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1,塩分濃度の確認を
塩分濃度が高いほど、塩の殺菌作用が効果を発揮して、腐敗するのを防いでくれます。なので市販の梅干しを購入する場合は、塩分濃度はどのくらいあるのかは、シッカリ確認するようにしましょう。
20%以上ある場合は、常温で保管していても大丈夫です。
2,塩分濃度が低い場合は冷蔵庫へ
減塩された梅干しでは、塩分濃度が10%下回るものもあります。そうした梅干しの場合は、常温では保存することはできません。その場合は、細菌が増えないように冷蔵庫で保存するようにしましょう。
また、冷蔵庫は季節によっても、温度が微妙に違うので、特に夏場は腐ってないかどうかの確認が必要です。
3,調味料が使われている梅干しの保存方法
最近では、消費のニーズに合わせて、味つけした梅干しがたくさん、店頭に並ぶようになりました。加工した梅干しが腐る腐らないの要因は、塩分濃度だけでなく調味利用の量、付加などでも変わってきます。
これらの加工された梅干しは、他の冷蔵食品と同様で常温での保管はできません。シッカリ冷蔵庫で保管する必要があります。そして、メーカーが表示している賞味期限が守るようにしましょう。
梅干しが腐るが縁起が悪い、不幸がやってくる?
塩分控えめでつくった梅干しや調味利用で味付けをした梅干しや、昔から保存食として自宅でつくられた梅干しと比べて、腐りやすいものです。
自宅であら塩でシッカリつけた梅干しは、塩分濃度も高く、滅多に腐ることはありません。
滅多にくさらないものだから、梅干しにカビがはえたり、腐ったりすると縁起が悪いとかと不幸になるとか?といったことが、昔からまことしやかに言われていましたね。
私の母も、そうした事を信じる方で、一度、うちでつけた梅干しが腐ってしまい、処分方法をお寺の住職さんに聞いて、近くの海まで行って、海岸から流したことがありました。
迷信かもしれませんが、何となくですが「天の知らせ」みたいなものを感じた次第です。
それ以降、腐ったら嫌だからと、母は、梅干しを自分家でつくるの止めてしまいましたけど…
まぁ、それがどう転ぶかは、最終的には、自分がそれをどう解釈するかだと思うんですよね。
何かの知らせがあって、そこから方向転換して、開運の方向に向けられればいいのかもしれません。
梅干しが腐る、腐らせてしまうのは、あまりいいことではありませんね。
まとめ
梅干しが腐るととどうなるの?とういことで~~
カビが生える、色が変わるなどの表面の変化
発酵しているような臭いがする、
そして、ぶよぶよになる等の感触の状態が変わるといった事を紹介しました。
上記のように梅干しの状態が変わっていたら、間違って口にしないように気をつけましょう!
また、スーパーで売ってるような加工された梅干しは、塩分濃度や賞味期限の確認をして、冷蔵庫でシッカリ、保存したいところです。
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